お気に入りの傘を一本持っていれば、雨の日だからこそ心は晴れて、嫌だった雨の日を楽しみに待つことができます ──
ぼくの好きな住職のひとり、名取芳彦氏のコトバである。
昨日、各パーツをスプレーで着色した。
が、一個一個のパーツが複雑な形状をしており、一日(60分)で塗りきることができなかった。
一日目では3回に分けて塗ったが、こんな有り様になる。
影の部分が不完全な状態。
なので二日目はさらにこまかい箇所に注力しよう。
…と、塗装していた矢先に塗料が尽きてしまった様子。
「ブラキオサウルスの折り紙パーツを塗装するには、100mlの缶スプレーでは足りない」
世に一つのトリビアがうまれた瞬間である。
とにかくありったけの塗料でスプレーしきったが、予定時間よりもあまりにはやく終わってしまったので、また散歩。
今日もまた雨。
そこで、冒頭の氏のコトバをおもいだしたのである。
般若心経のいう「度一切苦厄」とは、つまり
事実は変えられない。が、解釈は変えられる ──
ということらしい。
逆境を楽しめるマインドセットが大事。
つまり、このスプレーが尽きた状態をどうとられるかが大事なのだ。
散歩しながら、考えた。
── まずは雨合羽をかおう。あと、スプレーも。
まだまだ精進もユーモアもたりないようである。
(続く)
■成果物
・塗装(70%程度)
■作業時間
・15分