なつかしのプラ板でキーホルダーをつくってみた。
小学生の頃にやった記憶があるが、どうやら世間では90年代後半に流行っていたらしい。
今の子たちはやらないのか、プラ板遊び。
こんなに愉しいのに…
いや、やる必要がなくなってしまうかもしれない。
もし、SANRIO社が“この企画”に気づいてしまったのなら ──
YoshiKitty(ヨシキティ)とはこういうのです。
ヤフオク!で。
数年前にくらべて、ヤフオクがものすごく使いやすくなっていたことにおののいてしまったが、
「ヤフオクでいいのか?」
という疑念があたまをよぎる。
ヨシキティという間違いのない保険ができたので、もう少しチャレンジングなプレゼントをつくってみることにした。
わが子たち(つまり、お義母さんにとっての孫たち)をキティ化し、キーホルダーにしてあげるのだ。
そう、ぼくは失敗から学ぶオトコだ。
Q.孫はかわいいですか?
A.目をくりぬいても痛くありません
…日本語的に正しいかはさておき、想いをくみ取ることはできた。
では、孫キティキーホルダーの作り方を伝授しよう…と思ったのだが、作り方はWeb上でみなさまがシェアしてくれている。
ぼくは、ダイソーさんの「工作用プラバン」の裏面を参考にさせていただいた。
なので、ここではぼくがこだわった点・注意した点を主に紹介していきたい。
■準備するもの
・プラ板(100均にキーホールダーとセットになったキットが売っている)
・油性ペン
・はさみ
・穴あけパンチ
・サンドペーパー(1000番)
・クレヨン
・アルミホイル
・クッキングシート
・辞書など重石となるもの
・ニス、レジンなどのトップコート材
(1)孫たちをキティ化する
今回はわが子たちをキティ化する(つまり、お義母さんにとっての、孫キティをつくる)。
なんでもハローキティ化するのは、ロックマンのボスキャラ作りに通ずるものがある。
まず、このスタートダッシュがおもしろすぎる。
おもむろにわが子たちの特長をキティにおとしこんでゆく。
プラ板は加熱すると1/4くらいのサイズに縮むらしいので、あらかじめ大きめにドラフトをかいておこう。
ヨシキティストラップのサイズなら、だいたいA5用紙いっぱいに描くとちょうどよい大きさになる。
(2)プラ板に転写する
油性マジックで輪郭をなぞろう。
(3)着色する
プラ板に色がのるように裏側にサンドペーパーをかける。
着色については、色鉛筆やクーピーでも、アクリル塗料でもよいらしいが、いくつかかやってみて、クレヨンの発色がよく、塗りやすかった。
なので、クレヨンをおすすめしたい。
(4)トースターでチンする
トースターで焼く過程は先人たちの知恵を参考にしていただきたいが、大事なのは取りあげる準備である。
プラ板は熱々なので、取りあげる際は菜箸などが必要である。
取りあげたあとは、怒濤のような作業が待ち受けているので、チン!と鳴ってから菜箸をさがしているようでは遅い。おそすぎる!
あと、もうひとつアドバイスするなら、休日の朝に作業しないほうがよい。
ぼくは妻に「あら♪朝食の準備してくれてるの?(^o^)」と、誤解されたからだ。
これも失敗と云えば失敗だったかもしれない。
あと、もうひとつアドバイス。
トースターで焼いてるあいだに次の準備をしておこう。
クッキングシートを床に敷いておくのだ。
そして、もう一枚、クッキングシートをちぎって待っていよう。
余裕があれば次の手順も予習しておくとよい。
(5)冷えるまでプレスする
この過程がものすごく大事。
失敗するとすべて水の泡だからだ。
トースターから取り出して、すぐ床に敷いたクッキングシートにのせる。
そして、さらにクッキングシートをかぶせて辞書でプレスするのだ!
ぼくはここで失敗(写真右)して、やり直しを強いられた。
人生にセーブポイントがほしいと思った瞬間である。
(6)トップコートで仕上げる
まず結論から云うと、シロウトはレジン塗布という高等テクニックには手をださないほうが賢明である。
代わりにクリアスプレーでサッと保護しよう。
いま思うとやらないほうが良かったが、みんなやってるからという主体性のない理由により決行することにした。
なんせレジンがどんなものかも知らない。最初はレジンを 「レンジ」と読みまちがえてたくらいだ。
そして、レジン塗布後…
なんと、失敗した。この仕上げ段階で。
輪郭をなぞった油性ペンがにじんでしまったのだ。
よって、レジン塗布やめたほうがよい。
レジンをあきらめてもう一度作り直した。
そして、トップコート的なものは裏側のクレヨンが色うつりしないよう、クリアスプレーで保護するにとどめておいた。
トップコートならぬバックコートである。
そして、ヨシキティ顔負けの…
ヒ○○ギティとツ○キティが完成だ!
ちなみにユーキティをつくる案もあったが、誰も得しないので、取り下げさせていただいた。
・色鉛筆はうすいのでクレヨンがおすすめ
・すぐ平らにする
・レジン塗布はむずいのでクリアスプレーがおすすめ
プラ板遊び、なつかしくもあり、たのしかったので、子どもたちを巻き込んでリトライしたい。
今回はしっかりとした事前リサーチにより、利用者のニーズを意識したおかげで、お義母さん含め、家族から絶賛であった。
義母のために、義息子が、孫モチーフのモノ作りをする、という構図がよかったのかもしれない。
もし、「義母へのプレゼントが思いつかない!」というシチュエーションに直面した際には、うまく利用していただけると幸甚である。
ちなみに、この企画にはそれ以上に大義があることが伝わっただろうか?
そう、サンリオさんに。
オリジナルキティをつくって身の回りを飾ろう
というユルい企画でもいいし、
写真をおくればオリジナルキティをつくってくれる
というカタい企画でもいい。
男性向けのキティブランドを打ちだしはじめたりと試行錯誤されてるようなので、お次は「義母向け」のキティを検討してみてはいかがだろうか。
■イントロダクション
大のYOSHIKIファンのお義母さんの誕生日に、YoshiKittyストラップをプレゼントすることにした。■孫キティキーホルダーの作り方
まず、これが「大きなお世話」にならぬようリサーチする。A.目をくりぬいても痛くありません
・プラ板(100均にキーホールダーとセットになったキットが売っている)
・油性ペン
・はさみ
・穴あけパンチ
・サンドペーパー(1000番)
・クレヨン
・アルミホイル
・クッキングシート
・辞書など重石となるもの
・ニス、レジンなどのトップコート材
今回はわが子たちをキティ化する(つまり、お義母さんにとっての、孫キティをつくる)。
▲長女(6ヶ月)と長男(2歳8ヶ月)
油性マジックで輪郭をなぞろう。
プラ板に色がのるように裏側にサンドペーパーをかける。
着色については、色鉛筆やクーピーでも、アクリル塗料でもよいらしいが、いくつかかやってみて、クレヨンの発色がよく、塗りやすかった。
トースターで焼く過程は先人たちの知恵を参考にしていただきたいが、大事なのは取りあげる準備である。
この過程がものすごく大事。
まず結論から云うと、シロウトはレジン塗布という高等テクニックには手をださないほうが賢明である。
■あっぷりへんしょん ~プラ板クラフトの注意点とSANRIOへのご提案~
最後に注意点をまとめておきたい。・すぐ平らにする
・レジン塗布はむずいのでクリアスプレーがおすすめ