DIYに「リメ缶」というジャンルがある。
使いきった缶詰やスプレー缶をリメイクして、再利用する「リメイク缶」のことである。
メタルにDIYにエコリサイクルファクトリーときたら、もう惹かれないわけはない。
安直にやってみた。
■リメ缶に初挑戦
リメ缶のむずかしい、というか危険なところはなんと云っても切り口で手を切る危険性をはらんでいることである。
ぼくは誰よりも血がニガテな自信がある。
お手軽にやるのに、ケガをしては不本意なので、そこは慎重に対応していきたい。
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まず、家のゴミ箱から空き缶をひろってくる。
前述のとおり、ぼくは血で血をあらうのが怖いので、切り口はハンマーでたたきつぶした。
そして念には念をということで、ビニールテープで保護までした。
臆病者っぷりを笑っていただきたい。
こんな調子で続きます。
外装をはがして、紙やすりにかける。
やすりは塗料をのせやすくするためにかける。
ダイソーで1000番のペーパーを調達してくるといい。
やすりをかけると缶も手も汚れるので、ひとまず缶を洗いに行こう。
洗剤で汚れをおとせば脱脂効果もあるんじゃないかと勝手におもっている。
塗装はシンプルに1色のみ(というか、色をかさねて使用感を出すとか、そんな自信はない)。
出た!タミヤカラー、セミグロスブラック。
金属には水性よりもラッカー系スプレーのほうが乾きやすいらしい(出所不明)。
ゴム手袋もダイソーで。
10分おいてから二度塗りして、1日乾かす。
翌朝、ステンシルをする。
曲面にもつけれるのがクリアファイルで作ったステンシルプレートのいいところ。
「IT'S A FAKE」
んで、多肉植物を生けよう。
…と見せかけて、実はフェイクプランツ(造花)。
それゆえの「IT'S A FAKE」である。
お察しのとおり、フェイクプランツも100円。ダイソーさんにお世話になりっぱなしの、リメ缶である。
本当はリアルプランツをのっけたいのだが、うちには破壊神ビルスがいるのでひとまずフェイクとさせていただく。
別に植物を生けなくてもいいけど、せっかくつくったので活用したい。別にペン立てでもいい。
■リメ缶のやり方 ~まとめ~
最後に材料と手順をしるして終わろう。
材料
・空き缶
・紙やすり(1000番)
・カラースプレー
・ゴム手袋・アクリル塗料
・ステンシルプレート(クリアファイル)
・フェイクプランツ
手順
(1)空き缶の外装をはがして、やすりをかける
(2)色を塗る(スプレーとかステンシルで)
(3)使う(植物を行けたり、ペン立てにしたり)
以上、よろしくお願いいたします。