ステンシルプレートを作った。
クリアファイルで。
コスパがもの凄く良かったので、皆さんにもお伝えしておきたい。
■ステンシルプレートにうってつけなクリアファイル
ステンシルプレートとは、ステンシルするための「型」である。
先日、ピクセル系のフォントを作ったとき、ステンシルプレートは紙製だった。
というか名刺サイズのカードをくりぬいただけ。
何回も使っているとだんだん塗料が混ざってくるし、染みてきて思うようにステンシルできなくなる。
紙はボロボロになるし
仕上がりも滲んでしまう
これはマズイ。
「デザインは体を表す」というので(持論)、このままではボヤけた人間だと思われてしまう。
違うぞ、ぼくは芯のある人間のはず(持論)だ…
なので、もっと強靭なプレートに仕立てあげたい。
ならば、どんな素材がいいのか。
確かに金属だと強靭だが、湾曲した面にできない。
そこでちょうどいいのを見つけた。
クリアファイルである。
手に入れやすいし、加工もしやすい。
まさに手作りにはうってつけである。
家に一枚くらいなら、要らないクリアファイルがあるだろう。
しかも、やってみてわかったのが、「透明」という点が、ものすごくポイントが高いのである(理由は後述)。
というわけで、手作りにうってつけな「クリアファイルをステンシルプレートにする方法」を大公開してしまおう。
■ステンシルプレートの作り方
用意するもの
・下書き用紙
・クリアファイル
・デザインナイフ(カッター)
(1)ステンシル型を下書きする
ぼくはピクシル派なので方眼紙に書く。
下書きがめんどくさければフリーフォントや画像を印刷してもよい。
(2)クリアファイルに下書きを貼り付ける
テープで留めてもいいし、のりで貼ってしまってもいい。
はがせるノリがちょうどよい。
(3)なぞりながら切り落とす
透明なのがいいのは、云わずもがな、なぞれるからだ。
クリアファイルの質にもよるが、薄いと切り落としやすくていい。
クリアファイル版ステンシルプレートの完成だ!
「AOYAMA」が生まれ変わった。
で、気づく。クリアファイルならまた洗って使い回せる!
なんて高スペックなんだ、クリアファイル・ステンシルプレート。
■あっぷりへんしょん ~ステンシルプレートは男のクラフトになり得るか~
余計なお世話とは思いつつ、義兄さんへのプレゼントにステンシルプレートを作ってみた。明日来るというので。
昔、某氏にポップアップカードを渡して引かれた経験があったが、男のクラフトとしては、ステンシルプレートのほうが“漢”らしいかもしれない ──
という期待も込めて。
あげてみた後の反応は、またどこかで報告させていただきます。