みんな大葉が好きだろう。同じくぼくも大好きだ。
今日はそんな皆様に耳より?な情報です。
刺身に大葉が添えてあるだけで、天ぷらに大葉の天ぷらがあるだけで、食事のテンションが大幅に上がる。
わが家では (と云っても今は一人だが)ほぼ毎日のように、食卓に大葉が並ぶため、ぼくはこの現象を「ほぼ日大葉」と呼んでいる。
これをほぼ日刊でレポートする「ほぼ日新聞」なんてアイデアが浮かんだが、すでに同じようなことをしている人がいたのでやめておく。
大葉の食レポをしたためる「ほぼ日手帳」なんてのも売れるんじゃないかとも思ったが、妄想に留めておこう。
…要はそれくらい大葉が好き、ということが云いたい。
んで、花粉症にも効果的というから一挙両得である。
■大葉は花粉症に有効か
まず、大葉が花粉症に効くというのは本当なのか。
それを確認しておきたい。
AllAboutによると、
「紫蘇に含まれるロズマリン酸は花粉症を引き起こすヒスタミン等を抑える作用がある」
要は大葉は花粉症に効くと云うことだろう。そうざっくり解釈して次へ進める。
ちなみに紫蘇(しそ)=大葉ではない。
青紫蘇だけを大葉と呼び、赤紫蘇は別のようだ。
つまり、紫蘇>大葉という方程式になる。
さらに赤紫蘇のほうがロズマリン酸が多く含まれるという情報を入手したが、残念ながら6月頃まで出回らないらしい。
ニーズにマッチしない残念な赤紫蘇である。
じゃあ高品質な大葉ならよりロズマリン酸が含まれるんじゃないかという仮説を胸に、大垣の成城石井こと『Mikawaya』へ訪れた。
高品質な大葉だから、お値段もそれなりに…と覚悟して臨んだが
78円だった。
いつものスーパーより安い。
どうやらそもそも大葉の相場はだいたいそういうものらしい。ネットで高級大葉を探したが、見つからなかった。
しかし、高品質じゃなくてもいいはずだ。
さっきの理屈でいうなら、大葉を2倍食べればロズマリン酸とやらも2倍摂取できるはずだ。
だから、毎年この時期に「今年の花粉は昨年の2倍です」とか耳にするけど、花粉が2倍なら大葉を2倍食べればいい。
※個人の見解です
ということで、1日2枚ペースで食べている。
ひと束10枚ほどなので、一週間でひと束使いきれるペースだ。
「冷蔵庫を空にして買出しに行く」というインターバルにもがっちりハマる。
■大葉の洗い方・切り方・保存の仕方
さて、大葉は大好きだが、どうやって保存したらいいか、どれくらい持つのか、全然知らずにいた。
買い始めた当初、週末になるといつの間にかしなしなに萎えていることもあった。
大好きな大葉が干からびているのは悲しい。保存方法を調べてみた。
まずは「大葉の保存方法」
大葉しそ保存どうしてますか? by arielorange [クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピが197万品
クックパッドはレシピだけじゃない。
主婦の知恵が集結している模様。
大葉は乾燥が大の苦手のようだ。
その点、水を入れて保存とは理に適った保存方法である。
ちょうどなめ茸の空きビンがあったので、倣う。
何となく観葉植物として愛でたくなるようなたたずまい。
次に、「大葉の洗い方・切り方」
香りUP!大葉の香りを活かす下処理と切り方 | nanapi [ナナピ]
大葉は葉の裏の匂い袋に香りをため込んでいるらしい。
なので、包丁で切ってしまうと、まな板との圧力で風味を失ってしまう。
だが、ハサミであればそれが解消できる。
── ハサミで切ると香りを損なわないし、洗い物も減る
これは「生きる知恵」だ。
最後に「大葉の賞味期限」
上述のビンに入れて保存する方法であれば、3~4週間持つらしい。
主婦の知恵、すごい。
ちなみに、冷凍保存もできるらしい。
知らなんだ。
むしろそれなら半永久的に保存できるな。
■あっぷりへんしょん ~「辛い」に「大葉」を足したら「幸せ」になる~
保存方法を学んだ結果、「何も1週間で食べきらんでもいいじゃないか」という気がしてきた。
一方で、大葉を2倍食べて2倍の花粉をしのぐというミッションもある。
いずれにしても花粉症が治るわけではない。何倍かマシになろうと、辛いのに変わりはないからだ。
しかし、そんな中でも「美味しさ」で幾分かの「辛さ」を緩和してくれるってのもあると信じている。
よく『「辛い」に「一」を足したら「幸せ」になるだろ』とかいうきれい事を耳にするが、この場合、その「一」ってやつが『大葉』の役目なのかもしれない。