昨年はコンビニコーヒーと一緒に陳列したクロナッツがブレイクした。
このように別の商品を組み合わせて活用シーンを提案するのは小売業の定石である。
流通用語で「クロスマーチャンダイジング」という。
組合せによるシナジーは、家庭の食卓にも効果的ではないだろうか。
まわりくどい導入になってしまったが、丼ぶりスタイルに合う味噌汁を研究したので報告したい。
あくまで丼ぶりありきの味噌汁である。そして、むろん「洗い物の少ない」味噌汁である。
よって、丼ぶり料理の一週間の献立をおさらいしておこう。
この献立を基に、丼ぶりメニューで不足しがちな栄養は何か、伝家の宝刀「まごわやさしい」でぶったぎって分析する。
すると、不足しがちなのは豆類・キノコ類・イモ類であることが判る。
これを何とか味噌汁で補えないだろうか。
洗い物を少なく抑えたままで。
・万能ネギ
・カットわかめ
・干し椎茸
・豆腐(木綿)
・インスタント味噌汁
これらならお湯をぶっかけるだけで、れっきとした具材になってくれる。
特別な調理なんかは不要であるし、もちろん洗い物も少ない。
あと、ナイスアイデアと思ったのが、「卵白」を投入する味噌汁。
■丼ぶり料理に足りないものとは
今回の目的は、丼ぶりに不足しがちな栄養を味噌汁で補うことにある。■丼ぶり料理を支える味噌汁レシピ
レシピというほどでもないが、手軽に味噌汁に投入できる材料を並べた。・カットわかめ
・干し椎茸
・豆腐(木綿)
・インスタント味噌汁
■味噌汁は丼ぶりをフォローできるのか
味噌汁でいかに「まごわやさしい」が補えるかは、下図を見てほしい。「しらす丼」を例に挙げて、もっと視覚的に検証しよう。
■あっぷりへんしょん ~目指すは粗食「一汁一菜」~
質素で健康的な食事のフレームワークとして「一汁一菜」というのがある。