ミニ四駆の中に「ワイルドミニ四駆」というジャンルがある。
オフロードもぐいぐい走れるこういうやつだ。
ワイルドミニ四駆はパワーに重きを置いているため、普通のミニ四駆に比べてスピードが出ない。そこがミソ。
しかし、ミニ四駆PROのほうは走らせるコースもない。
なので、走る場所を選ばないワイルドミニ四駆とまずはたわむれることにした。
うちには「1にゴハン、2にゴハン、3、4がなくて、5にパワーショベル」というくらい、はたらく自動車好きの息子がいる。
だから「息子のためにダンプを」という建前を振りかざして「マンモスダンプ」を作った。
■家族に優しい「ワイルドミニ四駆」
先日、20年ぶりにミニ四駆を買った。2台。電池を投入して試走させると、意外と音がうるさい。このやかましさ、ワイルドだからかぼくの作りが雑だからか分からないが、子どもが怖がるんじゃないだろうか。
しかし物は考えようである。息子に大人のホビーの洗礼を浴びせるにはちょうどいい。
案の定、うるさいやつを目の前に走らせたら「いやや、いやや」「こわいこわい」と目をふさいだ。
なので、スイッチを切った状態で遊ぶ。
▲洗礼が功奏してか、わが屋では破壊神として名高いの息子も丁寧に扱う
しかし、せっかくだから電源オンにして走らせたい。
場所を選ばないはずのワイルドミニ四駆が、こんなところでくすぶっていてはいかんと思うのだ。
ワイルドミニ四駆はこんなに音がうるさかったんだっけ?
グリスアップでごまかそうと思ったが、全部使い切っても解消されない。
じゃあ、遊び場を変えてみたらどうか。
ということで、公園にきた。
■ノイズは外に出れば紛れる
調べてみると、ネットでも「ワイルドミニ四駆がうるさい件」は取り沙汰にされてるようだ。(霞ケ渓スポーツ公園)
これは普通のミニ四駆じゃできない芸当である。