あっぷりノート

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あっぷりノート

大きなお世話を、小さなお世話に。

ファミコンの音は文字を打って鳴らす

もはや五線譜がないどころの騒ぎではない。
 
ファミコン初期のコンポーザーたちは、キーボードで曲を弾いて、譜面におこしてそれをプログラミングして、コンパイル(変換)してプレーヤーに接続して初めて曲を試聴することができたという。
 
まさにプログラマーの所業である。
 
そんな時代だったらぼくは日曜作曲はやっていただろうか。
 
先日のFamiTrackerGUIがあっただけマシだと思わねばならない。
 
とはいえ、今のぼくの生計は半分プログラミングをやって成り立っているようなものでもある。
 
これ、挑戦してみる価値はあるんじゃないか。
 

f:id:you_key69:20141001224611j:plain

photo credit: dinoboy via photopin cc
 
 

■打ち込んだMMLをNSFで聴くためにmckを使う

調べたところ、ファミコンサウンド(チップチューン)を表現するプログラミング言語に「MML」というものがあるらしい。
 
ここには実践的なMML理論が載っている。

What's MML?

 
 
ただ、もちろんMMLで記述するだけじゃあダメだ。
 
MMLというプログラミング言語を再生するために、「NSF」という再生ソフトが必要だし、MMLをNSFで聴けるように変換してくれるツールmck」も要る。
※先述のFamiTrackerは、mck無しで直接NSFが再生できるらしい
 
 
詳しい仕組みやセットアップ方法についてはここに記載がある。

制作環境の準備 - MCK Wiki*


 
 
しかし、そこまで準備して取りかかるのは性に合わない。全部インストールして、さあこれからってときに飽きちゃうのが目に見えている。
 
もっと取っつきやすい方法はないか。
 
── 探せば見つかる
 
 

■百聞は一見に如かず

MMLエディタを公開しているサイトを発見した。

MMLエディタ - Untouchable's diary


 
便利な世の中だからMMLを五線譜に変換してくれるサイトもある。

Melofu - メロディ譜投稿サイト

 
 
これなら何もNSFやらmckをインストールする必要はなく、ハードルは低い。
 
MMLソースを公開しているサイトをいくつか参考にして、見よう見まねで作った以下のソースをMMLエディタに貼りつけてみる。
 
 
▼ぼくの記念すべきMMLデビュー作
 
@1 T150 L8 O4 V4
@1 rrrr rrrr cdef edcr cccc cccc cr>gr <c4
;
@2 T150 L8 O6 V6
@2 cdef edcr efga gfer crcr crcr cdef edcr
;
@3 T150 L8 O6 V3
@3 rrrr rrrr cdef edcr <efga gfer crcr crcr cdef edcr
;
@4 T150 L8 O6 V5
@4 rrcr rrcr rrcr rccc rcrc rcrc crcr c4

 
どうだ、かえるの合唱が聞こえるだろう。
 
何を勉強するにしてもやっぱり「守破離」と「アジャイル」は大事だ、というのを改めて実感する。
 
そしてそれに「童謡」はうってつけなのだ。
 
 

MMLの作品たち

MMLでどんなことができるか、ぼくの目指す方角は間違っていないか、探ってみようと思う。
 
そのためには先人の作品を知る必要がある。
 
例えば、このブログのソースをMMLエディタに貼りつければ、ロックマンサウンドが楽しめる。

mml ロックマン3 ステージセレクト* - takaaki839の日記

 
▲さっきの「かえるの合唱」はコレを加工した
 
 
先人のソースとWikiを照らし合わせると勉強になる。
 
ふむふむ、ならばこれはどうか。ぼくの中のわんぱく坊主が顔をのぞかせる。
 
 
▼あまりにも有名なピーターラビットの冒頭部分を転載してみる
 
@3 T150 L8 O5 V6
@3 Once upon a time there were four little Rabbits,
and their names were — Flopsy, Mopsy, Cotton-tail, and Peter.
;
 

コンパイルエラーにでもなるかと思いきや、ふつうに音が鳴った。

 
甘いのか強かなのか、コメントに困るぜ、MML
 
 
さて、遊んでばかりいないで、ちゃんとしたMML作品を聴いてみよう。YouTubeで探してみた。
 


Super Mario Bros. - Overworld Theme - Koji Kondo ...


 
 
あまりグローバルに普及していない言語のようなので、先人の作品は少ないようだ。
 
ソースは不明だが、よりファミコンらしい音色のような気がする。
 
 
あと、過去のDPZにもMMLを取り上げてる記事があった。

@nifty:デイリーポータルZ:ファミコンぽい効果音をつくる

 
▲これならすぐ真似できそう
 
 

■あっぷりへんしょん ~mckはVSTiにしたらどうか~

MMLですべてがまかなえれば、もはや「作曲活動にマウスは要らない」という環境が実現できる。
 
そうすれば打ち込み作業は非常に楽になる。
 
一方で、プログラミングもいいが、やっぱり楽譜(五線譜やピアロール)があったほうが、打ち込みやすいという現実もある。
 
いきなりのプログラミングは楽譜をMMLに変換しながらの作業になるので、創造力が損なわれる。
(というほど、クリエイティブなことはしてないけど)
 
FamiTrackerにしろMMLにしろ、音はまさに「チップチューン」なので、それを楽譜に打ち込めればいいのに。
 
つまりVSTiが必要なのだ。
 
VSTi開発か…
 
まだ道のりは遠い。
 
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