一家のシンボルを作った。
ニッポンには国旗があり、岐阜県には県章がある。大垣市にも市章があるくらいだから、市民の一角をなすわが家にシンボルがあってもいいだろう。
一家の主として、シンボルマークで家風とかミッションステートメントを表現したい。
3Dプリンタの次はきっと一家に1シンボルの時代が到来する。
もはや親父の背中を見て育つのではない。一家のシンボルマークを見て成長するのだ。
─── 7月7日七夕。笹の葉を前に考える妻。
妻「短冊の願い事、なに書こうかなあ。家庭円満、いい子でなかよしは叶ってるしなあ」
二度見ならぬ二度聞きする僕。
僕「えっ、今なんて?!」
妻「だから『家庭円満、いい子でなかよし』よ」
なにそれ、初めて聞いたし!ていうかラブ&ピースすぎるでしょ!もうこれは形に残さねばならぬ!!
というのがことの発端である。
ちなみに僕の願い事は低俗すぎて家族から非難を浴びた。
例によってまた手書きですが。
アオヤマの「ア」とAoyamaの「a」を図案化し、「家庭円満、いい子でなかよし」 らしく円をあしらった。
また、内外に突出した杭で、ちょっぴり尖った個性を表している(これは無理やり)。
奇跡的にウロボロスのようなカタチになったので、小さな円で開眼させた。
ウロボロスは永続性と均衡の象徴…と中2パワーを発動させている僕に、妻は「何?龍?龍が好きなの?」と。
▼家風とかミッションステートメントとか
この「わが家のシンボル計画」は妻のひょんなつぶやきから始まった。▼シンボル、完成しました
さて、気をとり直してシンボルを描いてみる。都道府県章と市区町村章の研究で学んだ傾向と対策を採り入れて。永続性と均衡は、健康でバランスのとれた食生活とでも読み替えといてください。
まるでバンド名みたいだけど…
▼せっかくなので活用してみる
作ったシンボルは活用せねばなるまい。どうやって?
妻は「インターフォンの横に貼ろうか」と提案してくれた。
僕は缶バッヂを作ってみた。
耐水性ゼロの試作品だ。
他にも適用したいグッズはたくさんある。
クラスTシャツならぬ家族Tシャツ。マグカップ。コースター。ピック。CDジャケット。ステッカーにすれば何にでも貼れるか。
野望は尽きない。
* * *
シンボルの研究も楽しいが、シンボル作りはもっと楽しい。
そして「画像編集しますよ」という方も是非。