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岐阜県の市町村章ベストイレブン

都道府県章をひと通り眺めてきて、ますますシンボルを愛でる気持ちが高まってきた。
 
次はどこへシフトしようかと国外の州章なんかも覗いてみた。
 
マレーシアのペナン州章↓

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でもどれも国旗のようなものばかりで、僕のツボをついたシンボルではなかったので、やはり国内に目を向けることにした。
 
改めて、日本に生まれて良かったと感じた瞬間だ。
 
 
さて、日本国内の市区町村章といっても全国にごまんとある。
 
どこから攻めるか悩む。北から順に攻めるか、生まれ故郷の愛知県にするか、政令指定都市なら区章を攻めてもいい。
 
選択肢はさまざまだが、まずは現在、本拠地をかまえる岐阜県から始めるとしよう。
 
きっとお目見えする機会も多いだろうし、行った先で市区町村章の会話に花咲くこと間違いなしだから。
 
たとえば、僕が住んでる大垣市の市町村章。大垣の「大」と柿の蔕を意匠化している。

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この市章をモチーフに、いろんな施設の案内も五角形ので象られている。

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街の特徴を凝縮したのがシンボルなので、新しく開発するのはシンボルを土台にするとうまく溶け込む。
 
 

岐阜県の市町村章11選

一口に岐阜県の市町村章と云ってもあまたある。(2014年4月時点で21市19町2村)
 
一部著作権が存続中で勝手に掲載できないものもあるので、ここでは僕のお気に入りをチョイス。
 
ご飯のお供にしていただければ幸甚である。
 
 
関市

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「セキ」の図案化。最近恐竜に会いに行ったとこだ。

 
 
美濃加茂市

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「か」を木曽川の流れで模った。シンプル。

 
 
本巣市

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「も」を図案化し、4つの円で町村を意味する。フォルムはたぶん富有柿。
 
 
笠松町

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「カサ」と松葉模様で、カサ松。
 
 
養老町

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単なる「ヨーロー」だと思いきや、ちゃんと孝子物語にゆかりのあるひょうたんを象っているんだそう。ほえー
 
 
垂井町

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偶然だろうが、ドット調の「垂」。それが僕のツボをついた。
 
 
関ヶ原

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「セ」で兜を描く。シンプルなのに武骨。かっくいー
 
 
安八町

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そのまま「安八」を表す。面白い響きだと思っていたが、今や隣町に住んでいる。
 
 
坂祝町

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「さかほぎちょう」と読みます。「サ」で円を形作る。やっぱり、頭文字+丸がスタンダード。
 
 
富加町

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「と」と飛ぶ鳥を象徴。鳥取県の県章と全く同じ発想である。
 
 
白川村

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「シ」で合掌造りを模る。小さな村でもしっかりアピールできる名所があることが誇らしい。
 
 
どうだろう。トップ10に絞りきれなかったところに僕の愛情が感じられたんじゃないだろうか。
 
 

▼あっぷりへんしょん ~シンボルはゴールであると同時にスタートである~

 
街のエッセンスを凝縮したのがシンボルマークだから、街の特徴を挙げるときにシンボルマークはその役目を十分に果たしてくれる可能性がある。
 
だから僕が自己紹介でシンボルマークの話をするのも別に突飛なことではなく、正常なロジックに基づくものだという気がしてきた。
 
シンボルマークは街のエッセンスだから地域ブランドを作るときにも役に立つ。
 
きっとブランドに統一感が出てくることだろう。
 
そしてシンボルマークを調べていると知らない街や村にめぐり会い、その街の特徴を知ったりする。
 
地図を広げて追っていくと実際に足を運んでみたくなる。
 
そんな想いで街を訪れて、シンボルマークを目にした暁には感動もひとしおだろう。
 
看板やマンホールに刻まれたシンボルを一通り嗜む…これはもう新しい旅行のカタチなんじゃないか。

シンボルマーク探訪。まだまだ探訪は続きます。たぶん。


 
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