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日本人ならロゴに「角字」をあしらおう

ロゴが好きです。
 
ロゴの造形美はもちろん、そこに込められた意味とか謎を解くのが好き。
 
新しいロゴに出くわすと、ぼくはひとたび象徴学者になる。ロバート・ラングドンのように。
 
それは恐竜の名の由来が気になっちゃうのと同じ感覚である。
 
そして日本人なら日本のロゴ「家紋」も知っておかなきゃということで、家紋の本を手に入れた。
 

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藤や桔梗、竜胆などなど、面白いデザインの宝庫だが、中でもひときわ目を引いたのが「角字」というやつだ。
 
 

▼角字とは

「角字(かくじ)」とは江戸時代の一種で、紋所や印鑑に使われるフォントのこと。
 
例えばこんなやつら↓
 
きものと悉皆みなぎ/家紋図鑑 【角字(かくじ)】
角字のサンプル。

 
「山」というシンプルな漢字でさえこんな粋な仕上がりに↓
 

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ちなみに「青山」はこう↓
 

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▼デザイン

なぜぼくの目を引いたかというと、ドット絵との相性が良いからだろう。
 
ということで、早速ペイントを起動。
 
法被のようにプリントTシャツにどう?
 

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流行りのフラットデザインにどう?
 

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ギターにしつらえてみた(分かりづらい…)。
 

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▼あっぷりへんしょん ~角字は規格化されたシンボル~

スマホタブレットの時代になって、よりロゴが身近になった。アプリのアイコンのおかげで。
 
ただでさえシンボリックな漢字を、さらに正方形というフォーマットで規格化された「角字」。
 
日本人なら好きな漢字を角字にしてロゴにとり入れてみてはどうだろうか。
 
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