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やりたいことは『こち亀』で見つける

以前「ツクールシリーズ」の恩恵について書いたことがあったが、最近また『こち亀』を読んでいて、ツクール以上にこち亀はぼくの人生に影響を与えてるなと思った。
 
大学で研究することとなったマーケティングについても『こち亀』の影響だし、かつてのWindows95の知識も『こち亀』からだ。
 
単行本だけでは飽き足らず《Kamedas》を2冊とも購入してしまうほど。
 
 
 

▼刺激的なこち亀

もはや単なる雑学のとどまらない両さん(というか秋本氏)の知識は、好奇心に刺激のシャワーを浴びせてくれる。
 
旬なネタをバンバン取り入れ、ぐいぐい発展させていく発想力は脱帽ものだ。今や両さんも立派なすし職人だが、作者の秋本治さんこそ正真正銘のすし職人と言えよう。
 
たとえば、最新刊の第187巻はこんな話題↓
・トレイルマラソン
・小型モビリティ
東京スカイツリーの展望台
・最新の監視カメラ事情
その他、ぼくの好きな篆書の話が出てきたり。
 
 
そんなペースで30年以上も走り続けてきた秋本さんが本当にすごい。なんと37年以上の週刊連載で1度も休載していない「少年史の最長連載記録」としてギネスにまで登録されている。
 
 

▼長生きなこち亀

177巻を記念して、単行本が3冊同時リリースされたことがあった。
 
177巻と、999巻、SF版である。
 
 
ぼくはめでたい!と思うと同時にちょっぴり悲しい気持ちにもなった。
 
「さすがのこち亀も、999巻まで連載はできないんだな」と。
 
一冊への収録数が8話だとして、週刊連載だとしてざっくり2カ月。今最新刊が187巻だから、999巻までは残り812巻×2カ月で約1600カ月。つまり120年以上かかる計算になってしまう。
 
これ以上の計算はやめておくが、こち亀が37年間走り続けてきたことは揺るぎない事実である。
 
ぜひ人生の節目の年に一冊こち亀を買っておくことをオススメする。読み返して「嗚呼、当時はスニーカー狩りがはやったなあ」と回想するのにうってつけである。
 
 

▼オールラウンダーなこち亀

マカロン教室やピアノコンクール、ガーデニングの話もあったりして女性も楽しめると思う。妻も面白いって云ってたし。
 
知識満点だけど一応ギャグマンガなので頭のリフレッシュにもいい。
 
超手軽なオアシスとして漫画の恩恵に浴する - あっぷりノート
リラックスしつつ知識の栄養補給。

  
まだまだこれから楽しみなこち亀。まだコンプリートできてないので歯抜けになった巻を早いところ揃えて、第200巻のお出迎え態勢をととのえておきたい。
 
そんな風に少しでも恩返しができたらいい。
 
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