あっぷりノート

あっぷりノート

大きなお世話を、小さなお世話に。

チップチューンの作り方 ~実践編~

チップチューンを作るための6つのTips》を書いたことにより、再びチップチューン熱が上がってきました。
 
ということで、チップチューンを作りながら手順に落とし込んでいきたいと思います!

f:id:you_key69:20130908214309j:plain

photo credit: Mark Kidsley via photopin cc
 

▼事前に準備しよう

まず曲づくり始める前に、チップチューンを作るための環境づくり。
(ここではVSTが使えるDAW環境があることを前提にしています)
 
必要なのはチップチューンを奏でるための音源、ピコピコ音のVSTをダウンロードし、DAWソフトに組みこみます。
「ピコピコ音 8bit VST」とかで、検索すればすぐに見つかりますよ。
 

f:id:you_key69:20130908214551p:plain

【上図】私は《FamiSynthII》と《toad》をCubaseにぶち込んで使ってます
 
・《FamiSynthII》の開発元ページ
・ドラムシンセ《toad》のダウンロードページ
 
 
次に音色の作成です。
 
ピコピコ音源は音色を調整できるものが多いので、ファミコンと同じように4パターン準備しておきます。
 ・メロディー(メイン)
・メロディー(サブ、伴奏)
・ベース
・ノイズ(Dr. & Perc.)
 
後述しますが、同じピコピコ音でもできるだけ違った音色にしておくことで役割の違いに明確になります。
微調整は毎回めんどくさいので、気に入った音色になったらハードコピーをとって保存しておくと良いでしょう。
 
なお、シンセをお持ちの方は、SquareLeadのような音色で弾いていただいても構いませぬ。
 

▼プロトタイプ曲をつくろう

童謡だとアジャイルで作りやすいです。今回は先日作った《Theme of "P"》をチップチューンらしくリアレンジしときます。
 
でき上がったプロトタイプ版はこちら↓
 
 
ただ単にピコピコ音で鳴らしたってだけの状態です。
 
これを、よりチップチューンらしくするためにブラッシュアップしていきます。
 
 

▼6つのTipsでチューンアップ

チップチューンを作るための6つのTips》にしたがってチューンアップした結果、こうなりました↓
 
(1)楽器に相応しい音型
クラリネットで吹くイメージで、もともとトリルとかスタッカートを採用してました。なので、このままにしておきます。
 
(2)ノートを縮めて疑似ディレイ
リードにのみ適用してみました。わずかにですが、奥行きが増しました。
 
(3)高速アルペジオで疑似和音
メイン、サブそれぞれの旋律で分散オクターブ。確かによくチップチューンで耳にする奏法です。
 
(4)ときにはベースに別の役割を
後半のベースはアルペジオに、代わりにサブはリードへ、リードはベースへとジョブチェンジ。変化があって楽しめますね。
 
(5)パン振り分けで疑似リバーブ
前半のサブと後半のベース(アルペジオ)に実装。空間が広がった気がします。
 
(6)ドラムをロック調にしてチープ感演出
もともとロック調だったのでそのままで。基本的な8ビートです。
 
 

▼あっぷりへんしょん ~Chipのための4つのTips~

チップチューンを作るための6つのTips》を検証してみて、大事なのは以下の4つであると感得しました。
(2)ノートを縮めて疑似ディレイ
(3)高速アルペジオで疑似和音
(4)ときにはベースに別の役割を
(5)パン振り分けで疑似リバーブ
 
一方の(1)と(6)はチップに限らずジャンルやら雰囲気に合わせるべきであり、鵜呑みにはできないと思ってます。
 
ということで、『チップチューンの作り方』をまとめると…
 
▼事前準備(初回のみ)
 ・ピコピコ音源を入手する
 ・音色を調整する
 
▼チューンアップ方法
 ・ノートを縮めて疑似ディレイ
 ・高速アルペジオで疑似和音
 ・音色の役割を交替させる
 ・パン振り分けで疑似リバーブ
 
チップチューンをチューンするためのチップ…とお後がよろしすぎる!
 
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...