あっぷりノート

あっぷりノート

大きなお世話を、小さなお世話に。

モジュールを活かすなら、先ずループより始めよ

マイナスをプラスに言い換える発想から新曲が生まれました!

f:id:you_key69:20130424205911j:plain

photo credit: kurafire via photopin cc

  

例のコンピレーション・ブログ計画を遂行するにあたって、過去のエントリーを眺めていると、こんなログを発見しました。
 
ゲーム音楽の特性は“ループ”にあり!!

ゲーム音楽においてオープニングやエンディング、ラスボス戦やメインテーマなどの大曲を除けば、ほとんどが1~3分のループフレーズで曲が仕上がっている。

   <中略>

誤解を恐れず簡潔に述べるとするなら、「A→B→サビ」や「サビ→A」などのフレーズを1つ作成し、あとは半永久的に繰り返せばよい、ということだ。

構想を練っているうちにどうしても大曲になってしまうときは、発想を転換させて“ループ”プランに変更するのもアリかもしれない。
 
No.218 2009/07/10(Fri) 23:49:10
 

「誤解を恐れず」とは断りつつも、わりと過激な発言だったので中略させていただきました。

 

4年前のエントリーですから、前よりちょっぴり大人になった自分からもう少し補足しつつ弁解しておきたいと思います。

 

 ▼エンディングの要らないループ曲

モジュールとは、使い回せる部品のこと。

 

モジュールの観点でみると、使い回しの利かないフレーズはアウトロ(エンディング)だけです。 ツブシの利かない部品は苦手なんですよね、モジュールって。

 

だから弱みをどうカバーするかがモジュール、すなわち《アジャイル作曲術》の課題でもあるわけです。

 

そこで、今回の解消法は「エンディングを使わず、ループさせよう」ということ。

 

エンディングさえ省いてしまえばあとは使い回せるんです。

 

極端なことをいえば、同じイントロはもう一度おなじ曲の中で使えるし、イントロなしの場合だって考えられる。それに間奏だってくりかえし使ってはいけないこともありません。

 

よって、すべてモジュールで組み立てと思うとエンディングのない曲、つまりフェードアウトする曲がふさわしいのです。で、それを実現するために「ゲーム音楽」を提案したわけです。もちろん、映画やドラマのBGMでも構いませんけどね。

 

▼無限ループで曲を作ってみた

 以前作った《かえるの合唱》アレンジからこのモジュール[視聴]をループにしてみます。

 

 
せっかくなのでお手本の「Battle」系から楽器編成を借用してアレンジしてみました。MTRの概要は以下。
 ・Melody  :C#mスケール
 ・Tone   :ブラス、ストリングス、ティンパニetc.

 ・Rythm  :7拍子

 
さしずめかえるの合戦」[視聴]とでも命名しときましょうか。そう、「合戦」です。
 

まあ、使い回しは丸わかりですけど、聴けないことはない?ですよね?

 

▼まとめ

 ネガティブな現象をあえてポジティブに言い 換えるのって大事ですよね。 「3時間しか寝てない」じゃなくて、「21時間も起きていられる!」っていうふうに。

 
それと同じで今回のループについても、「2小節の使い回ししか作れない」じゃなくて、「ミニマル※を作ってるんだ」と言えば聞こえがいいはず。
ミニマル・ミュージック (Minimal Music) は、音の動きを最小限に 抑え、パターン化された音型を反復させる音楽
 
このブログも「楽譜作るのメンドくさい」というのではなく、「楽譜のいらない作曲指南」と銘打てばいいかもしれません。それだ けでちょっと気分が晴れやかになります。
 
で、最後に念押ししときますけど、決して「ループ」を軽視してるわけではないので悪しからず!モジュールの概念を活かしたアジャイルを実現するなら、ループにしてみてはいかが?というあくまでも提案ですから。
 
「アジャイるためにモジューる」は“ループ”で飛躍的にスピードアップを図れるのです!シュワッチ!!

 

広告を非表示にする